医療用のウィッグの役割は?自分に合うものの選び方やポイントなどを詳しく紹介

医療用ウィッグは、病気治療などで頭髪が大きく減少してしまったときに、人目に気取られないようにする意味合いがあるのはもちろんです。
しかし医療用ウィッグの役割りは、容貌上での外見をもとの状態に回復させることにとどまりません。
特に女性にとって、いくら治療のためとはいえ頭髪が減少するのは、今後の病気と向き合うためのモチベーションも下げることにつながりかねません。
医療用のウィッグの役割りには、治療に前向きになるためのサポートの意味合いもあるわけで、積極的な使用が求められます。

医療用ウィッグには抗がん剤治療中の方の脱毛をカバーする役割がある

抗がん剤はがん細胞の活動を抑えることにより進行を遅らせたり完治させることを目的にしていますが、それと同時に健康な細胞の一部の活動さえも抑え込んでしまうことから様々な影響を与えます。
特に毛髪を作り出す毛母細胞はデリケートであることから大きなダメージを受けて、著しい脱毛が生じることがほとんどです。
そのようなリスクを理解しつつも、がん細胞を抑えるというベネフィットを重視し、医師と相談して選択する治療法です。
しかし、それらの治療を行いながらも日々の生活は続きますが、脱毛が生じるとこれまでとは大きく異なる姿に悩んでしまう方も少なくありません。
お出かけをしたり人前に出るのを躊躇し、生活の質を大きく下げてしまいかねません。
そんな方のために役立つのが、医療用ウィッグの存在です。
医療用ウィッグを頭に装着することで、失った頭髪をカバーする役割を果たしてくれます。
これにより気負うことなく人前に出ることができるようになり、生活の質を高めることができます。

医療用のウィッグはオシャレ用のウィッグとどう違うのか?

医療用ウィッグとオシャレ用ウィッグの違いは素材と設計とデザインで、医療用ウィッグの方が素材も上質で設計も計算されつくされていてデザイン性も高く全てにおいてハイクオリティであるため、オシャレ用ウィッグより販売価格が高いです。
オシャレ用はナイロン素材やビニール素材で化学製品特有の不自然なテカりがあり毛が絡まりやすいという欠点がありますが、医療用は人毛で作られているので不自然にテカったり絡まって型崩れしたりする心配もありません。
軽量で通気性にも優れている設計で、装着時間が長くなっても蒸れたり疲れたりせず快適かつ衛生的です。
サイズ展開が幅広く頭や顔の大きさは問いませんし、カラーもナチュラルブラックやダークブラウンやライトブラウンなどから選べて、スタイルの種類も多くて迷ってしまうほどです。
少年のようなショートや女性らしいミディアムや憧れのロングや洗練されたボブなど、年齢や職業やライフスタイルや好みのテイストに応じて選べます。

医療用のウィッグはどのタイミングで購入すれば良いのか?

脱毛時に髪のボリュームを補う医療用ウィッグは、多くの人に愛用されています。
購入するときは、いつ頃が良いのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
医療用のウィッグを購入するタイミングは、個々の状況やニーズによって異なりますが、いくつかのポイントがあります。
まずは診断された直後:があげられます。
医療処置や治療によって髪が抜け始める前に、ウィッグを準備することができます。
早めに用意すれば、髪の薄くなる過程をカバーし、自然な外見を保つことができます。
髪の抜け始めや薄くなってきた段階で、購入する人もいます。
ウィッグを購入する重要な時期でもあり、自然な見た目を維持しつつ、適切なウィッグを選ぶことができます。
既製品のものは、すぐに入手できるのが良いところです。
髪の増減でサイズも変わってきますので、サイズ調整が簡単にできるかどうかも確認しておきましょう。
オーダーで作る場合は、完成まで時間もかかりますので早めに注文することをおすすめします。

医療用ウィッグをかぶる前に下地作りとしてウィッグネットを着ける

医療用ウィッグの多くはジャストフィットし、風に吹かれても滅多に外れることがないばかりか、人工毛の部分を多少引っ張ってもそのままの形状を保ち続けます。
スポーツ向けのモデルでは、装着した状態でプールに入ってもしっかりと保てるものさえあります。
それを実現しているのは、医療用ウィッグを被る前に下地作りとして着けるウィッグネットに秘密があります。
頭皮の表面を平坦に整えるのをはじめ、医療用ウィッグとの間にほんの僅かな隙間ができることで空気の通り道ができ、湿気が溜まり蒸れてしまうのを防いでくれます。
ウィッグネットの表面には細かな凹凸があり、それが医療用ウィッグとフィットすることでしっかりと固定することができます。
動きの中で医療用ウィッグが移動しそうになった時には摩擦力が発生し、ずれるのを防いでくれるのも安心です。
ウィッグネットの存在により医療用ウィッグの品質が大幅に向上し、お出かけする際にも安心して着用できるようになりました。

60代・70代の方向けの白髪タイプの医療用ウィッグもある

医療用ウィッグにはいくつもの種類があり、ヘアカラーやスタイリング、使用している素材などから選ぶことができます。
疾病や治療などで失われた頭髪を補い、自然に仕上がることで人前に出たりお出かけをするのが楽しくなり、心身がポジティブになることでその後の治療や生活の質にも好影響を与えてくれます。
一方、従来型の医療用ウィッグは黒髪を自然に仕上げることが重視されており、60代や70代の高齢者の方が着用すれば若々しく見えますが、どこか不自然にみえてしまうのも課題でした。
そんな方のために登場したのが、白髪タイプの医療用ウィッグです。
元々白髪だった方にはマッチするのはもちろんのこと、これを機に試してみたいという方も居ます。
高齢者の方がエレガントな白髪であることをロマンスグレーと呼ばれることもあり、スタイリッシュな演出を楽しむ方もいるほどです。
白髪タイプの医療用ウィッグなら失われた頭髪を補うだけではなく、新たなスタイルを満喫することができます。

医療用ウィッグで頭全体をカバーしたいならフルウィッグが便利

薄毛をカバーするウィッグは頭頂部用など部分ウィッグも役立ちますが、抗がん剤治療をしている人や脱毛症が悪化した場合は脱毛部分も広範囲になります。
そのような場合はフルウィッグをおすすめします。
おしゃれ用のウィッグも脱毛部分のカバーに役立ちますが、医療用のものはより高品質で脱毛した頭皮にも快適に装着することができます。
医療用ウィッグはサイズが調整できるものも多く、髪の増減に合わせてサイズが変えられるのも便利なところです。
医療用のフルウィッグも様々なスタイルがあります。
ショートからミディアム、ロングまで様々な長さが楽しめます。
ストレートはもちろん、カールも選べますし髪色もとても豊富です。
フルウィッグは頭のサイズに合うもの、似合うヘアスタイルを選ぶことが大事ですので、購入前には試着をすることをおすすめします。
フルウィッグは、そのまま使うこともできますがヘアカットなどのアレンジもすればさらに自然になじみます。

手軽に医療用ウィッグをかぶりたい人はウィッグ付きの帽子がうってつけ

手軽に医療用ウィッグをかぶりたい人に、ウィッグ付きの帽子は非常に便利なアクセサリーと言えるでしょう。
医療上の理由や個人的な好みに関係なく、髪の薄い人々や髪を失った人々にとって、髪型は自己イメージや自信に大きな影響を与えることがあります。
ウィッグ付きの帽子は、そのような人々にとって、日常生活をより快適に、そして自信を持って過ごす手助けをしてくれる素晴らしい選択肢です。
ウィッグ付きの帽子は簡単に着用できるため、忙しい朝や外出先でのスタイリングに時間をかける必要がありません。
髪をセットする手間が省けるため、朝の準備時間を短縮し、ストレスを軽減することができます。
これは特に、治療や疾患によって髪を失った人々にとって重要です。
ウィッグ付きの帽子は、季節や気候に合わせて選ぶことができ、頭部を保護し、快適に過ごすのに役立ちます。
冷たい冬の日には暖かい帽子を選び、夏には通気性の良い軽量な帽子を選ぶことができます。
これにより、季節や気温に左右されず、快適に過ごすことができます。
ウィッグ付きの帽子は、外見をカスタマイズする機会を提供します。
異なるスタイルや色のウィッグ付き帽子を選ぶことで、日々のファッションに変化を加えることができ、新しいルックスを楽しむことができます。
これは自己表現や個性を大切にする人々に魅力的な要素です。
手軽に医療用ウィッグをかぶりたい人に、ウィッグ付きの帽子は実用的で、自信を持って過ごす手助けをしてくれる素晴らしいアクセサリーです。
自分らしいスタイルを楽しむための選択肢として、多くの人にとって有用であり、心地よい日常生活を実現します。

医療用のウィッグを選ぶ際は着け心地が良いかチェックしよう

病気の治療で髪の毛が抜けてしまったので、医療用のウィッグを購入しようと考えている方がいると思われます。
髪の毛が人の印象を大きく左右してしまう部分なので、周りに気を遣わせないためにも今までのようなヘアスタイルで生活したいと考えるのは賢明な選択です。
昔はウィッグだと分かるものが多かったのですが、最近は自然な見た目のものが増えているので、違和感なく使用することができています。
医療用ウィッグを選ぶ際は、見た目の仕上がりの良さに加えて、着け心地も重視したいポイントの一つです。
着け心地が悪いと長く使用すると不快感が生じてきてしまいます。今はネットで購入できる時代ですが、できれば店舗で試してから購入することをおすすめします。
試してみたことで感じることがあるので、試着も含めて情報収集してから決めることがかなり大事です。
実際に使用している人の意見も参考にした方が良いです。
使える情報は積極的に活用して、後悔することのないようにしてください。

長く使うことを想定するなら医療用ウィッグのお手入れ方法もチェックする必要がある

医療用ウィッグは、短期間のみ使うという人もいれば、長期間使用している人もいます。
短期間で使う場合は、比較的安価なものでも問題ありませんが、長期間で使うのであればやはり品質にはこだわりを持ちたいところです。
見た目の良さはもちろん、耐久性に優れていることや着け心地の良さも大事です。
本物の髪はシャンプーやドライヤーなどでお手入れをすることになりますが、医療用ウィッグは取り外してからのお手入れになります。
間違ったお手入れをすると毛質を傷めてしまうこともありますし、形が崩れてしまう可能性もあります。
購入するときは、正しいお手入れ方法も確認しておきましょう。
洗うときには、ウィッグ用のシャンプーを使えば傷めることなく、きれいにすることができます。
ウィッグを乾かしたり、形を整えるときには専用のスタンドがあれば便利です。
毛質によっては、熱風が向いていない場合もありますので、ドライヤーやヘアアイロンが使用可能であるかどうかも確かめておきましょう。